さまざまな要因の結果として社会参加を避けて6ヶ月以上にわったて家庭にとどまり続ける状態を「ひきこもり」といいます。他者とは交流しないかたちでの外出(コンビニなど)ができる人も含まれます。

ひきこもりの現状

ひきこもり自体は病名ではないので、ひきこもりを治療する医療機関はありません。何らかのことで病院にも行けず、長期化する可能性もあります。
また家族の高齢化により抱える問題は更に大きくなります。

・原因

その理由が何かわからないが、「何かのストレス」「何かのきっかけ」で「ひきこもり」になり、本人にも分からないことが多いようです。

また、決定的な事(原因)が突き止められていないので、予防も難しく、過去にさかのぼって、その原因を取り除くことも難しいとされます。

・表面化しづらい背景

「ひきこもり」に対する理解の困難さから、「親の育て方が悪い」「本人の努力不足」などと誤解される

恥ずかしい事(恥じ)と感じてしまい「ひきこもり」を隠すことが多い

外部に知られたくないために家庭内で解決しようとする などなど

このように分かり難い状態のため、放置されやすいのではないかと思いますが、お話を聴かせていただくだけでも改善につながる場合があるなど、共に手を携えていける「おじぎ草」のような活動が必要だと考えています。